日経平均株価やダウ平均株価などの株価指数を纏めてみました

 こんにちは、ユウ子です。

 インデックス型投資信託やETFではベンチマーク(運用の方向性の目安)に用いられることが多い、株価指数。どのくらい存在し、どのように違うのか調べてみました。

 当記事では、数多とある株式指数の中でメジャーなものについてご報告致します。

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そもそも株価指数とは?

 私たちにとって馴染み深い株価指数には、日経平均株価やダウ平均株価などがあります。ニュース番組で何かしらの形で放送されているので、なんとなく耳に入っている方も多いと思います。

 ちなみに、日経平均株価はつい先日に24,000円台を突破し、ダウ平均株価に至っては史上最高値を更新し続けています。

 簡潔に説明すると、日経平均株価は日経225と表記されることもあり、その名の通り、日本を代表する225の会社の株式の平均値(厳密には違います)を指しています。

 つまり、株価指数とは、国単位、またはアジアやヨーロッパと言った地域単位、もしくは業種別などで分類した株式を、一定の計算式のもとで割り出した値となります。個々の株式の単価は毎日上げ下げするので、勿論、株価指数も連動して値動きします。国や地域、その業界の盛り廃りを判断するための判断材料の1つとされています。

株価指数の構成銘柄は、公開されています

 では、どのような法則に則って株式を振り分けているのか、実際にどのような銘柄を抜擢しているのか。

 実は、有名な株価指数は、その中身をインターネット上で公開しています。日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)は勿論のこと、ダウ平均株価と言った外国の株価指数も、同様です。関係者だけで秘密にしているわけではありません。

 誰もが見れるオープンされた情報なので、例えば某社が株価指数に組み込まれた外されたと言ったニュースがきちんと世間に出回るのです。

銘柄の構成比率は平等ではない!?

 以下は、2017年10月2日現在の日経平均株価の銘柄の一覧表です。

 上記の表にあるウェイトと言う項目は、比重のことです。つまり、日経平均株価の中で、その会社の株がどのくらいの比率を占めているのかを表しています。

 日経平均株価に例えると、価格がある時点での225社の株価の合計を225で割った数値を微調整した形であるものの、各社の株式の量が225分の1ずつであるとは限らないのです。会社の規模によって、株式の数が変わってくるからです。

 この構成比率が、インデックス型投資信託とETFに深く関わっていきます。

株価指数と、インデックス型投資信託及びETFとの関係性

 インデックス型投資信託の名前がA会社○○○インデックスとなっていたり、説明文に「○○○に連動する成果を目指します」とか、「○○○をベンチマークとして運用します」と記載されていませんか? また、ETFでは、○○○上場投信やら、ETF ○○○と言った名前が付けられていませんか? その○○○に該当するのが、株価指数となります。

 ずばり、「○○○の構成銘柄と同じ株式を、出来るだけ同じ比率で購入し、○○○に近い値動きになるように運用します」と言う意味です。

 なので、日経平均株価を目安にしている投資信託やETFを持てば、それこそインターネット等で個別に調べなくとも、毎日ニュースや新聞に出ている日経平均株価を見れば、自分が持っている商品の時価も凡そ見当がつきます。

 そして、アクティブ型投資信託と違い独自の企業調査等が不要な点が、多くのインデックス型投資信託やETFの諸々の手数料が安い理由です。

 では、次の項目にて、日本、アメリカの2か国の代表的な株価指数についてご説明します。

日本

日経平均株価

 日本の225社の株式の平均値。日本経済新聞社が東京証券取引所の第一部上場企業の中から選出しています。

 算出方法は、株価平均法。225社の株価合計÷225をさらに微調整したもの。

 東京証券取引所の第一部だけで2,000社以上が名を連ねているため、日経平均株価が高い=日本経済全体が好景気、と言う図式にはならないので注意。

リンク 日経平均株価の構成銘柄一覧(日本経済新聞社のホームページ)

東証株価指数(TOPIX)

 東京証券取引所の第一部上場企業2,000社超の内国普通株式を対象。

 算出方法は、浮動株時価総額加重型。東証一部上場株の時価総額(終値×株式数)÷1968年1月4日の時価総額×100(概算)。

 東証一部上場企業のすべての時価総額が反映されるため、発行株式数がより多い会社の影響を受けやすいのが難点。

リンク TOPIX(日本取引所グループのホームページ)

アメリカ

ダウ平均株価

 3種類あるダウ関連指数のうち、ダウ工業株30種平均を指します。別名、ニューヨークダウ(NYダウ)、ニューヨーク平均株価。工業株、と言う単語がついているものの、iPhoneで有名なアップル社やコカ・コーラ、マクドナルドなど工業とは関係が薄いように見受けられる企業も含まれています。要は、アメリカの名立たる会社30社の平均値です。

 日本では有名な株価指数の1つで、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスと言うところが、選出及び公表をしています。

 算出方法は、株価平均法。30社の株価合計÷30をさらに微調整したもの。

 日本の何倍もの企業を有するアメリカ全土の中の、たった30社のみを対象とした株価指数のため、ダウ平均株価=アメリカ経済の100%の物差しとはなりませんので注意。

リンク ダウ平均株価(ブルームバーグより)

S&P500

 世界的に有名なアメリカの株価指数。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが500の会社を選出しています。そして、500社の時価総額がなんとアメリカの株式市場全体の8割を占めます。

 算出方法は、浮動株時価総額加重型。500社の時価総額÷ある時点の時価総額(時期不明かつ概算)。

 時価総額では市場を網羅しているものの、基準の会社数がたったの500なので、こちらだけでアメリカの経済を隅から隅まで読み解くには物足りない印象を受けます。

リンク S&P500(S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスのホームページ)

NASDAQ総合指数

 世界最大のベンチャー企業向けの株式市場NASDAQ全体の株価指数。NASDAQ自体は、アメリカ以外の会社も上場可能。現在3,000を超える企業が、参加しています。ベンチャー向けながら、ハイテクやインターネット関連の企業が多く、かのマイクロソフトやグーグルも上場。

 算出方法は、浮動株時価総額加重型。NASDAQすべての株の時価総額÷ある時点の時価総額(時期不明かつ概算)。

 アメリカには、NASDAQよりも巨大な世界一を誇るニューヨーク証券取引所があり、NASDAQ自体も新興企業やIT関連企業向けの株式市場のため、そちらの分野の指標に用いることが多いようです。

世の中には、まだ様々な株価指数があります

 今回は、日本で聞き慣れた株価指数をピックアップしました。しかし、インデックス型投資信託やETFでは、上記のものばかりではなく、日常生活ではまず聞くことがない知らない株価指数がたくさん飛び交っています。

 次回の記事にて、そちらの株価指数についてご説明させていただきたいと思います。